【小学校4年の壁】勉強面で乗り越える準備をしよう

小学校4年の壁(または10歳の壁)をご存じでしょうか。
お子さんがまだ小さい方は、まだ聞きなれない言葉かもしれません。
そして小4のお母さまは学校の保護者会や配られるプリントで、この言葉を見聞きしたかもしれません。

成長には個人差があるね
小学校4年の壁とは
心も体も発達をはじめる時期、反抗期や生理がはじまるのもこのころですね。
特に注意するべきなのは、女子も男子もグループ活動をするようになるということで。
いじめ問題なども難しくなってきたり、グループ行動で遊びに行くことで親の目の届かなくなることも不安です。
また勉強面では、小3までは比較的簡単だったことが小4から急に専門的になっていくことがあげられます。
読解力のないことで、算数の文章問題が解けない、ということも起こってきます。
また共働き家庭では、小3までは学童があったけど小4からはない、といった地域もまだあるのではないでしょうか。
親がしてあげられること
精神面や、個々の行動に関してはそれぞれのご家庭におまかせするしかありませんが、学習面であれば、ある程度のフォローができると思います。
特に今年(2020年)はコロナウィルスの関係で4月に学校が始まりませんでした。
先生方も大変だとは思いますが、子どもたちも大変です。
習い事や塾などは行動面に歯止めが利くので有効だと思います。
学校のある平日の週5日放課後お友達と遊ぶのではなく、遊ぶのは週2くらいに収めることができればよいかもしれません。
低学年のうちは国語に重点を
下の子は上の子が塾に行っているのを見て就学前になんかやる、と言い出したため小3まで「公文」に行かせました。
公文は無学年制です。通うのは週に2回。自宅でプリントを解いて、先生に丸付けしてもらい、間違えたところは教室で解きなおします。
ただ月謝は当時1教科6,000円でした。3教科だとそれなりの金額になってしまいますよね。
結局小4からは別の塾に変えましたが、基礎が定着するのでオススメでもあります。
そのおかげなのか、国語に関しては読解力はつきました。
小1から小3まではもしかしたら「国語」だけ重点的にやってもいいのかもしれません。
ですが、公文に行かなくてもおうちでできることがありますので、「読む」ことをキライにさせない工夫を。
小4からの対策は?
まず、小3までの漢字と計算を完璧にすることです。
宮城県総合教育センターのサイトですが、各学年のやるべき内容のプリントが用意されています。
小学校3年生の算数と国語のプリントを印刷して、つまずいているところを探し出してみましょう。
まとめ
小学校4年の壁、勉強面から乗り越える準備について参考になったでしょうか。
小3までの基礎は早めにクリアしておきましょう。